きままに

あらゆる視聴&プレイ作品の感想溜まり場

2020年の面白かったスマホゲームの話

今年は流行病のこともあって家にこもる機会が増え(私は元からこもり気味でしたが)、いろんな作品に触れる機会が更に増えました。漫画も前より買い漁ってますし、コンシューマーゲー厶もやりつつ、お気に入りのソシャゲはなんと3つ増えました!維持がつらい!ですが今のところは楽しくやっております。

そういえば今年は長文感想あんまり書いてないなとついさっき思い立ったので、年末ですし、いろいろやった感想をつらつらと書いていこうと思います。長くなりそうなのでこの記事ではスマホゲーム主体です。

 

今年はバスタフェに始まり、サイバーパンクで終わりそうですが、私が年末に笑えるかどうかはWピックアップガチャに懸かっています。つらい。

 

『アークナイツ』

 

アークナイツ

 

本当になんとなく入れてしばらくしたら放置するんだろうなと思っていたんですが、シナリオもゲームもおもしろかったので全然続いています…。この『アークナイツ』との出会いが一番予想外でした。これさえなければ年末に胃が痛くなることはなかったでしょう。でも引く。

 

『アークナイツ』はタワーディフェンスゲームなんですけど、タワーディフェンスといえば思い出すのがそう、去年の年末にプレイした『十三機兵防衛圏』です。

 

十三機兵防衛圏 - PS4

十三機兵防衛圏 - PS4

  • 発売日: 2019/11/28
  • メディア: Video Game
 

日本ゲーム大賞おめでとうございます。資料集買いました。

 

実は私は『十三機兵』のゲームパートが下手くそだったので、『アークナイツ』もできるかどうかは分からなかったんですが、全然できています。等級18だってやっちゃう。これも全部真銀斬とイラプションと先行してるドクター達がいち早くあげている攻略動画のお陰です。本当に感謝しています。最近は攻略動画なしで自力で考えるようになり成長を感じています。

 

『アークナイツ』のいいところは戦闘に運要素が極力絡まないようになっているところだと思っています。

大概のスマホゲームの戦闘って主な要素に運が絡むじゃないですか。カードの種類が3枚あったりとか。

ですが『アークナイツ』は、そういうここにこのカードがあればな〜!だとか敵がここでこのユニットを攻撃しなければな〜!みたいなことで戦線が崩壊することはありません。戦力の配置も、最初からやり直して配置のタイミングやスキルを撃つタイミングを少し変えればどうにかなったりすることが多いですし、敵が誰を狙うかはコントロールできるので止め方の試行錯誤がしやすいです。

そして運要素がほぼないので、YouTubeにあがっている攻略動画の動きをそっくりそのまま真似することができるんです。これがとても大きい。低レア攻略動画は必ずと言っていいほどあるので、その動画を参考に手持ちに合わせて編成を調整してクリアする、といったことが何回もあります。

このおかげで詰まったり、考えるのが面倒臭かったりしたらYouTubeでステージ番号で検索すれば難しいステージもあっさりクリアできます。「でも概念○装ないから参考にできないなー」といったことがないのも個人的には気楽でいいです。ガチャもユニットしか出ないし。

(運要素が全くないわけではないのでご注意。例えばフロストノ…)

 

まぁ育成が嵩むと龍門弊(作中のお金)があっという間に消えたり、素材がなかったりはします。星6特化は大変。今も岩がないせいでスズランちゃんの昇進が止まっています。

でも周回がオートでできるのでそこまでだるくはないですね。ご飯食べてる間にオート放置してます。

 

いろいろ言いましたが、ゲームシステムの方は慣れればなんとかなるということです。前に考えつかなかった方法で突破すると自分の頭が良くなった気分になります。たぶんこれは錯覚で、真銀斬とイラプションとサリアのおかげだと思いますが…。

 

 

システムの話が長くなっちゃいましたが、私がプレイ継続した最大の理由はシナリオが超よかったからです!

最初から撤退戦から始まり、緊迫感が溢れて面白かったのですが、第3章で強烈なパンチをくらい、頑張ってプレイしていこう!と決めました。ウルサスイベもよかったですね。ロサが好きです。引けてないけど…。

ウルサスの話は正直長々としたいのですが、長々と話すと野暮なこと言っちゃいそうになるので封じています。みんな前を進み始めたところにとやかく言いたくない…。見守っていきたいです。

 

 

あと『アークナイツ』の好きなポイントは、オペレーター(キャラユニットのこと)の資料がとても細かく書かれていて読んでて楽しいところですね。

あんまり興味がなかったオペレーターも、資料を読むと愛着が湧くんです。あと純粋にちょっとした読み物として面白い。こういう図鑑の文章が読んでて楽しい作品は好きです。イフリータの資料は必見。(星6だけど)

そして石で貰えるスキンがどれもとってもいいんですよー!最近スキン一覧みたいなものが実装されたんですが、これもブランド名とかが描かれていてUIもお洒落。見てるだけで楽しい。1周年スキンは全部買う予定です。

 

個人的に『アークナイツ』は今年一番の掘り出し物かもしれませんね。これからも楽しく、よろしくやっていきたいです。よろしくやっていくためにも、Wには是非来ていただきたいですね!!お願いしますよ!

 

アークナイツ - Apps on Google Play

 

『魔法使いの約束』

 

魔法使いの約束 公式サイト

 

『魔法使いの約束』は、『十三機兵』発売日と同じ時期にリリース開始されていたんですが、まぁご存知の通り十三機兵をやっていたので最初の経験値アップ期間を逃し、なかなかメインストーリーが読めなかったのです。あと進め方がいまいちわかっていなかったのでイベントもシナリオだけ取ってあとは放置していました。なので今祝祭で大変です。

 

私は『アイドリッシュセブン』のシナリオがとても大好きなので、ライターさんが同じ『まほやく』もリリース開始前からやることは決めていました。なんとなく現代舞台のシナリオをよく見かけるライターさんが異世界の話を描くというのも気になりポイントでした。主に治安が。

『アイナナ』のシナリオを読んだ(見た)ことがある方は重々分かっていると思うんですけど、現代が舞台の割に結構犯罪行為が横行するじゃないですか。盗作だったり脅迫文だったり、第三部だったり。(話は逸れますが、第三部アニメ化決定ですね。超楽しみです) それが異世界が舞台となったら一体どうなってしまうんだ、人身売買ぐらいは普通にありそうだな…などと考えてプレイ前はヒヤヒヤとわくわくが混在していました。

 

ところがどっこい、治安は確かに良くはないけれど、魔法使い達が皆優しいんですよ。積極的に森を焼こうとする魔法使いも勿論いますけど、お互いにある程度気を遣って接する人が多いですし、主人公である賢者もめちゃめちゃ周りを気遣っています。シナリオを読んでいると皆にできれば楽しく過ごしてほしい、彼らが悲しい思いをしないようにしていきたいという気持ちがとても伝わってきます。このおかげで頭から治安のことは飛びました。国の情勢とかアレそうな教会とかありますけど、皆なら大丈夫!

 

『まほやく』は、〈大いなる厄災〉と呼ばれる接近してくる大きな月を、〈賢者の魔法使い〉と呼ばれる役目に選ばれた魔法使いが定期的に魔法で追い返している、という世界に異世界(現代)から〈賢者〉がやって来るところから始まります。月が接近しすぎると世界が大混乱に陥るそうです。

主人公である賢者、晶が召喚されたのは、賢者の魔法使いたちが月に初めての大敗北を喫していたタイミングでした。約半分の魔法使いが石になり(魔法使いは命落とすと石になる)、1名は死にかけ状態です。その1名の命を助けるために晶に助力を求め、それに晶は応える…といった感じで序盤の物語は進んでいきます。あらすじとしてはこんな感じ。

 

魔法使いは種族みたいなもので、1万人に一人ぐらいで産まれます。魔力があるかないかは生まれつき決まっていて、人間が魔法を使えることはありません。なので人間は魔法使いのことあんまりよく知らないので邪険にするが多いです。

魔法使いは長命で、魔力が成熟したタイミングで成長が止まります。なので、見た目より歳をとっている魔法使いが多いです。最大2000歳超えですね。年の差婚とか気にしてる場合じゃない差です。『まほやく』は400歳以上が大半で圧倒的に年上が多いので、キャラより年上になっちゃった…などと心配する必要はありません。

 

魔法使いたちは長命なので、たくさんの出会いと別れを

経験しています。いろんな人に関わっているのに甘えたことがないまま大人になってしまった人や、一回鮮烈な出会いをしたけど嫌な別れ方をしてそのまま引き摺り続ける人もいます。その関係性の話が超いいんですよ〜!長生きな魔法使いの過去話は掘れば掘るほどたくさん出てきて、時間が経っているほど熟成されていて、繊細でとても魅力的です。若い魔法使いのほうが精神が健康的なんですよね。何も引きずってないから。ただ若かったら若かったで虐待されてたり、そのことに気づいていない子もいたりするんですけど…。

あと人との関わり方を知らずにそのままここまで来た魔法使いもいます。長生きしてるということはそれだけ強いのでそれでも生きていけるんですよね。そういった魔法使いもいい。主に北の魔法使いです。

こんな感じで、長命者感情や関係性が読みたい人におすすめのストーリーとなっています。

 

『まほやく』はシナリオがとても多く、育成すると読めるスポットストーリーや、料理を作って魔法使いの好感度を上げると読める親愛ストーリー、あとはイベント中にイベントに出てない魔法使いたちが何をしているかわかるログインストーリーなどがあります。ログストはログインするだけで読めてしまいます。しかも結構キャラ解釈に重要な会話もあったりするので気が抜けません。

 

イベントシナリオもメインのライターさんが描いているものがあるんですが、これもコンパクトにまとまっていいて面白いんですよね。お気に入りは、雨宿りのエチュードです。フィガロの親愛ストーリーと合わせて読むと威力倍増。そして犬使いのバラッド。

『まほやく』もこの間一周年を迎えたのですが、一周年限定ストーリーすごくよかったです。ヒースとシノがやばかった。

『まほやく』はストーリーを読むだけならそんなにガチャを回す必要もなく、育成放置でメインもイベントストーリーも読めるのでこちらも気楽です。ただ最近はイラストのレベルが上がっている気がするんですよね…。綺麗なのが多い…。

 

あと『まほやく』は恋愛主体ではなく、賢者と魔法使いの関係の話だと公式から言われていますので、主人公のアバターが男女どちらもあります。これは結構珍しいと思います。なのでコミック版の賢者も男性です。

そして魔法使い達は魔法で肉体性別を変えることが普通にできるので、主人公の性別により対応が変わることは特にありません。魔法使いは人にも花にも何にでも恋をするのです。なのでシャイロックは男女バジリスク関係なく余裕のある妖艶なムーブをしてきます。みんなも「シャイロックってもしかして俺のこと好きなのか…?」と勘違いしよう。楽しいですよ。

魔法使いが肉体性別可変なことはバレンタインイベントで示されているので、早くハーレムイベントを実装してほしいです。美少女になった魔法使いが絶対に見たいです!!

 

これ以上やると無限に時間が溶けていきそうなのでこの辺にしておきますが、彼らの関係が今後どうなっていくか、月とはなんなのか、世界の秘密を解き明かせるのか、そしてハーレムイベントは実装されるのか、今後がとても楽しみです。第二部楽しみにしています。

 

魔法使いの約束 - Apps on Google Play

 

『プロジェクトセカイ』

 

プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク

 

ボカロの音ゲーかー好きな曲入ってるといいなーと思いつつ、忙しくてインストールできたのはハロウィン頃になってしまいました。

まぁでもたぶんそこまで嵌まらないだろうから(というか嵌ったらこれ以上抱えきれない)いいかと思い始めたら、思いの外ストーリーがよかった。敢えなく陥落しました。イベントいくつか読めなかったのでさっさと始めてればよかったと後悔しましたが、最近イベントストーリーを読める機能が実装されて本当によかったです。

 

ボーカロイドだけじゃなく人間のキャラが出てくることに読む前はどうなんだろう?と思っていたんですが、むしろ今を生きる学生たちがいるからこそ、ボーカロイドたちが変わらずそこに在ることが強調されていて感激しました。ボカロ賛美だ…。

 

『プロセカ』のボーカロイド、バーチャルシンガーたちは、登場する様々なグループの若者たちに「あなたの本当の想いを教えて」と伝えてきます。本当の想いを忘れてしまった人、変わろうとしている人、変わらず立ち向かっていこうとする人、それぞれにそう言って彼らを見守り、時にはちょっとした手助けをします。そして、彼らが本当の想いを見つけたらそれは新しい歌になるのです。

 

まだワンダショのストーリーしか読み切っていないいので細かいところは違うかもしれませんが、人間が忘れてしまった夢も、ミクたちは確かにそれを見ていて、忘れていないところがすごくいいんですよ。彼らは過去から現在までずっと変わらずにそこで歌っているよっていう証明にみえたので、昔からボカロに親しみがあった私はすごく嬉しかったんですよね。

あとミクたちが周りを見守り導く役割であることにちょっと新鮮さを覚えました。生まれた当時は新しいものだったけど、そうか、ミクは今はお姉さんなんだな…としみじみ感じました。

そして、若者たちが忘れた想いを思い出す過程を読むと、かつて自分も若い時にボカロいっぱい聴いてたなぁ〜そういえばそうだったな〜というプレイヤーの郷愁に接続されるんです。それぞれのユニットのセンターがそういえばそうだったな〜と思い出すと読んでる私もそういえばそうだったな〜思い返すこの構成、ボーカロイドとの相性抜群ですごい。ちょっとしか読んでないのにすごい感動しました。

 

なんかもうボーカロイドでこういう話をしてくれているというだけでかなりの感謝でいっぱいになってしまうんですが、まだワンダショしか読んでないんですよね…。これがニーゴとか読んだらどうなってしまうんだ…。絶対に私が超喜ぶものが出てくる確信がある。

 

あと曲が新しいのも昔のものも書き下ろしもあるのがいいですね!私があんまり知らない素敵な楽曲も出てくる。

…実は私が10月ごろに『プロセカ』を始めたの、アンケートに答えてこの曲入れて下さい!と言うためでもあったりします。当時は始めて何よりも先に実装して欲しい楽曲とコラボしてほしい作品名をアンケートに書いてしまいました。懺悔します。

 

そして当然コラボ希望欄に好きな『Caligula OVERDOSE』と書きましたが、ある程度読んだ今は「あの全体的にキラキラしている子たちにあの曲やあの曲を歌わせていいのだろうか…?」といった思いが若干あります。ニーゴしか歌えなさそうな曲しかない。

 

そんなこんなで、あんまり読めていないのに長々と喋ると頓珍漢なことをいいそうになるのでこの辺りで。ボカロに親しみがある人にはめちゃくちゃおすすめです。

 

プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク - Apps on Google Play

 

 

 

本当は今年やった全部のゲームについて書く予定でしたが、長くなったのでまずはスマホゲーム編でした。

継続でやってるものだと、秩序乱流や異性体イベントが面白かったなーとか、水着アビー爆死とか、ダンマカ続きどうなるかなーとか、二期が終わったので第三部読み直しとかこちらもいろいろありましたが、とりあえず今年始めた面白かったものに絞ってみました。

 

今年始めたのが三つもあるとかやっぱり抱えすぎですね。最悪ストーリーさえ読めればいいの精神で気楽にやっていきたいです。

できればこれ以上増やしたくない…という思いがありますが、自分が好きな面白いものはできれば逃さず楽しみたいのでね…。

 

というわけで次はスマホ以外ゲーム編です。年内に書けるか分かりませんが!